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22年ぶりに全面一新の学習まんが「世界の歴史」小学生おすすめ漫画出版社は?

※本ページはプロモーションが含まれています。

この記事を読んで分かる事

  • 学習まんが「世界の歴史」の22年ぶりの全面一新について
  • 学習まんが「世界の歴史」何歳から読めるものなのか
  • 学習まんが「世界の歴史」の出版社4社を比較した内容
  • 学習まんが「世界の歴史」の中でもオススメの出版社はどれか
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学習まんが「世界の歴史」22年ぶり全面一新リニューアル!

集英社は2023年4月23日に、歴史を学びながら楽しむことができる漫画シリーズ『学習まんが 世界の歴史』を、22年の時を経て全面的にリニューアルすることを発表しました。

全18巻にわたる表紙イラストには、『ジョジョの奇妙な冒険』の作者である荒木飛呂彦氏、『キングダム』の原泰久氏、『僕のヒーローアカデミア』の堀越耕平氏を含む16名の著名な漫画家が参画し、2023年10月4日に発売される予定です。

2002年に初版が発売された当シリーズは、創刊以来多くの読者に支持され続けてきた長期にわたるベストセラーシリーズです。

今回のリニューアルでは、従来の大判ハードカバー形式から、より持ち運びやすいコンパクトなソフトカバー形式への変更、および内容の全面的な刷新が行われます。

リニューアルされたシリーズでは、世界各地で起きた事件をドラマチックかつ分かりやすく描いた歴史漫画を提供し、以前のバージョンと比較して各巻において56ページの追加が行われ、鮮やかなイラストレーション、魅力的なキャラクター設定、興奮を誘うストーリーラインを通じて、読者はまるでその時代に生きているかのような感覚を味わうことができます。

最新の高等学校歴史教科書では、「グローバルヒストリー」という視点から世界史を横断的に理解すること、および「探究」として自ら問いを立てて理由や解決策を探求することが重視され、これに対応し、欧米史、アジア史、中東史、アフリカ史等の内容に焦点を当て、国と国との間で交わされる人、物、文化などの動きも詳細に扱っています。

改訂後の学習指導要領に対応した世界史漫画としては、本シリーズが初めての試みです。

また、受験に頻出する近現代史を全18巻中10巻にわたり詳述しており、ロシアによるウクライナ侵攻やパレスチナでの軍事衝突など、最新の世界情勢にも触れています。

さらに、全18巻の表紙イラストには、集英社の漫画雑誌で活躍する人気漫画家たちが参加し、荒木飛呂彦氏はナポレオン、原泰久氏はラムセス2世、堀越耕平氏はカエサルとクレオパトラなど、各巻の時代を象徴する人物を描いています。

各巻の価格は1,100円で、全巻セットは19,800円です。

全18巻タイトルと表紙担当の漫画家、描いた歴史人物

  1. 第1巻:オリエントと地中海の文明 エジプト・メソポタミア・ギリシア
    • 表紙イラスト:原泰久『キングダム』
    • 描いた歴史人物:ラメス2世
  2. 第2巻:中国文明の始まりと中華帝国 黄河文明から唐
    • 表紙イラスト:浅田弘幸『テガミバチ』
    • 描いた歴史人物:始皇帝
  3. 第3巻:巨大帝国ローマの栄光 古代ローマ・ビザンツ
    • 表紙イラスト:堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』
    • 描いた歴史人物:カエサル・クレオパトラ
  4. 第4巻:イスラーム世界とインド 王朝の興亡と宗教
    • 表紙イラスト:森本梢子『ごくせん』
    • 描いた歴史人物:スレイマン1世・アクバル
  5. 第5巻:キリスト教とヨーロッパの発展 中世ヨーロッパ
    • 表紙イラスト:田畠裕基『ブラッククローバー』
    • 描いた歴史人物:カール大帝・ジャンヌ=ダルク
  6. 第6巻:モンゴルと東アジア 宋から清前期、朝鮮
    • 表紙イラスト:くらもちふさこ『天然コケッコー』
    • 描いた歴史人物:フビライ=ハン
  7. 第7巻:ルネサンスと宗教改革 近世ヨーロッパ
    • 表紙イラスト:出水ぽすか『約束のネバーランド』
    • 描いた歴史人物:レオナルド=ダ=ヴィンチ
  8. 第8巻:ヨーロッパの主権国家 絶対王政と啓蒙専制君主
    • 表紙イラスト:咲坂伊緒『アオハライド』
    • 描いた歴史人物:エリザベス1世
  9. 第9巻:産業革命とアメリカの独立 資本主義の始まり
    • 表紙イラスト:三好輝『憂国のモリアーティ』
    • 描いた歴史人物:リンカーン
  10. 第10巻:フランス革命と国民国家への道 自由、人権、独立への目覚め
    • 表紙イラスト:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』
    • 描いた歴史人物:ナポレオン=ボナパルト
  11. 第11巻:近代化の進展と帝国主義 列強と植民地の拡大
    • 表紙イラスト:松井優征『暗殺教室』
    • 描いた歴史人物:伊藤博文・ビスマルク
  12. 第12巻:アヘン戦争と辛亥革命 清後期から中華民国
    • 表紙イラスト:森田まさのり『ROOKIES』
    • 描いた歴史人物:孫文・溥儀・西太后
  13. 第13巻:第一次世界大戦とロシア革命 総力戦から国際協調へ
    • 表紙イラスト:野田サトル『ゴールデンカムイ』
    • 描いた歴史人物:レーニン
  14. 第14巻:大衆の政治参加と世界恐慌 繁栄と動揺の戦問期
    • 表紙イラスト:坂本眞一『イノサン』
    • 描いた歴史人物:フランクリン=ルーズベルト
  15. 第15巻:第二次世界大戦と国際連合 人類史上最大の犠牲
    • 表紙イラスト:遠藤達哉『SPY×FAMILY』
    • 描いた歴史人物:チャーチル・ヒトラー
  16. 第16巻:冷戦と東西対立 ふたつの超大国と第三勢力
    • 表紙イラスト:坂本眞一『イノサン』
    • 描いた歴史人物:ゴルバチョフ・ガンディー・ケネディ
  17. 第17巻:多極化する世界 アジア・ヨーロッパ・中東・アフリカ
    • 表紙イラスト:ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』
    • 描いた歴史人物:マンデラ・アラファト・とう小平
  18. 第18巻:進むグローバル化 21世紀の課題
    • 表紙イラスト:出水ぽすか『約束のネバーランド』
    • 描いた歴史人物:世界の子どもたち

引用元:ORICON NEWS

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学習まんが「世界の歴史」子供は何歳から読める?

世界史の学習に関しては、その内容の複雑さから、日本史と比較して読み始める適切な年齢に関心を持つ方が多いことと思われます。

結論から申し上げますと、一般的な世界史を題材とした漫画であれば、小学校6年生頃からの閲覧を推奨いたします。

例えば、民族間の対立、教皇と皇帝の関係性、共和制の成立など、小学校1年生から4年生程度では理解しづらいテーマが多く含まれています。

中学生や高校生になると、理解力が向上しているため、これらの内容に対しても興味を持ち、読み進めることが可能になります。

ただし、「世界史探偵コナン」という漫画については例外です。

詳細は後ほど触れますが、この漫画に関しては、小学校の低学年から5年生程度までのお子様に推奨されます。

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学習まんが「世界の歴史」5種類から比較

小学館

出版社刊行巻数1巻のページ数特徴
小学館2018年全22巻・ハードカバー184ページ・歴史教科書で有名な山川出版社の編集協力
・巻によって漫画家のレベルにバラツキがある
・小学校高学年でも理解しやすい内容

集英社

出版社刊行巻数1巻のページ数特徴
集英社2002年全22巻・ハードカバー168ページ・98年刊の「世界の歴史」を全面新版にしたもの
・絵柄が古いが、線が太くて安定感がある
・わりと美男美女が多い

角川書店

出版社刊行巻数1巻のページ数特徴
角川書店2021年全20巻・ソフトカバー224ページ・東京大学名誉教授・監修
・コンパクト判でソフトカバー
・20巻では新型コロナウイルスなど、最新の情報も読める
・表紙のイラストはスタジオジブリ・近藤勝也が担当

学研

出版社刊行巻数1巻のページ数特徴
学研2016年全13巻・ソフトカバー153ページ・全ページがカラー
・左から右へとページが進む「左開き」の構成
・絵が現代風でキラキラ
・巻数がかなり少ない

コナン(小学館)

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出版社刊行巻数1巻のページ数特徴
コナン(小学館)2020年全12巻・ソフトカバー158ページ・全ページがカラー
・歴史的な事実や知識が少ない
・時系列がバラバラ
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学習まんが「世界の歴史」小学生におすすめは?

四つの出版社の絵柄を比較検討した結果、「世界の歴史」における漫画の選択に際しては、絵柄よりも「理解しやすさ」を最優先すべきであるという結論に至りました。

特に、日本史と比較して背景が複雑な世界史を扱う場合、理解しやすさを最も重視することが推奨され、国家の変遷、人種や宗教背景、登場人物の多様性、文化の差異など、世界史の複雑性は日本史とは比べ物にならないほどです。

世界史を扱う漫画で、全ての登場人物を美男美女として描くと、キャラクターの区別がつきにくくなり、また、表情の単調化により、人物の感情変化や物語のドラマを理解しにくくなるリスクがあります。

学習まんが「世界の歴史」のおすすめ№1は『小学館』

総評

私が最終的に選んだ第1位は「小学館 世界の歴史」であり、全17巻から成るこのシリーズについて深く考察し、正直なところ、巻によっては内容が理解しにくい場合もありました。
特に、私が期待していたフランス革命に関する巻では、絵の質と内容の理解の難しさに衝撃を受けました。
多くの人が「世界史と言えばベルサイユのばらくらいしか思い浮かばない」と語りますが、フランス革命は多くの読者にとって特に興味深いテーマであるにもかかわらず、この巻に関してはマリー・アントワネットの描写に失望しました。
漫画家の技術の差が唯一の欠点であると感じました。

漫画家の技術の差とシナリオ原作の重要性

シリーズ全体の評価において、「漫画家の技術」以上に重要なのは「シナリオ原作者」の力量だと考えます。
絵のスタイルが好みでない場合でも、シナリオ原作が明快であれば、夢中になって読むことができました。
特に、鍋田氏がシナリオ原作を手掛けた巻は、ナポレオンの登場やアメリカ独立戦争をはじめとする近代史が非常に分かりやすく、極めて面白いと感じました。

特徴とメリット

  • 読みやすさ:カラーと二色刷りの使用により、読みやすさが特徴です。
    特に、通常の漫画では見られる白黒ページがなく、オレンジ色と黒の二色刷りが採用されています。
    この点は、読み進める際のストレスを大幅に軽減しています。
  • 絵の表現:絵の線が太く、表情が豊かであるため、登場人物の感情が明確に伝わり、歴史的なドラマを理解しやすくしています。
  • 構成:ページのレイアウトがゆったりとしており、登場人物の表情も分かりやすいため、子供たちにも「読み続けたい」と思わせる構成になっています。
  • 耐久性と利便性:ハードカバーであり、耐久性に優れている点、またサイズが子供のバッグにも収まるため、持ち運びに便利です。

結論

これらの点を踏まえ、私が選んだ「世界の歴史」漫画の第1位は「小学館 世界の歴史」であり、その理由は複数あります。
章と章の間に配置された豆知識ページが自然と目に入りやすい構成、そして2021年11月に追加された別巻イスラム編4巻セットなど、新しい情報を取り入れながらも、小学校高学年から高校生まで幅広い年齢層の読者に対応しています。

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学習まんが「世界の歴史」まとめ

世界史を題材とした漫画を購入される際には、各巻を個別に揃える方法よりも、初めから全巻セットでの購入を推奨いたします。

子供たちは必ずしも第1巻から読み進めるわけではありません。

例えば、我が家の次男は特に「三国志時代」に関心を持ち、中国に関する巻を最初に手に取りました。

そのため、子供たちが興味を示した時に即座に関連する巻を手に取ることができるよう、全巻を初めに揃えておくことが望ましいです。

本棚には取り出しやすい場所に全巻をまとめて収納し、子供たちが空いた時間に気軽にページをめくることで、彼らの知識が自然と増えていくことでしょう。

ぜひ、お好みに合った世界史漫画を見つけてください。

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